柳生です。今回はFOSMET LGW6を提供いただきましたんでレビューしていきますよ!見た目めっちゃイカついモデルの実力はどれほどなんでしょうかね。
過去モデルでは見た目がよく似ている「LSW6」というモデルもあったのですが、今回のモデルではその派生あるいは進化系モデルと思われます。混同に注意!なお通常価格は8,980円のお品です。
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スペック、検証結果の一覧
画面 |
1.43インチ 500×500 有機EL |
サイズ | 非公表 |
重量 | 65g(実測値) |
防水 | IP68 |
GPS | ✕ |
Bluetooth | 5.3 |
バッテリー容量 | 非公表 |
常時表示 | ○ |
心拍数測定 |
○ 自動測定:○ |
睡眠データ測定 | ○ |
ストレスデータ測定 | ✕ |
血中酸素測定 (SpO2) |
○ 自動測定:○ |
最大酸素摂取量測定 (VO2 Max) |
✕ |
Bluetooth通話 | ○ |
ワークアウト メニュー数 |
110 |
【付属品】メタルタイプのバンドも付属
▼FOSMET LGW6の付属品はこんな感じでした!↓
- 充電ケーブル
- クイックガイド
- メタルバンド
- バンド調節ツール
スマートウォッチ製品では珍しく、デフォルトで2種類のバンドが付属していました。最初からついているものはラバータイプで、付属している方はガチの腕時計と同じなメタルタイプのバンド。
▼腕の太さに合わせて調節する手間はあるものの、後述する本体のデザインを考えると是非ともつけておきたいところ。マジでカッコいいぞこれ。↓
【デザイン】ガチの腕時計らしいかっけぇメタルデザイン
筆者的にFOSMET LGW6で一番気に入ってるのはデザイン。
スマートウォッチって高級モデルを中心に腕時計らしいクラシカルあるいはタフネスなデザインが多いのですが、端末は見た目も質感も高級感ありまくり!
▼本体ボディは金属製。右側部分には3つのサイドボタンが搭載されており、うち中心のひとつは回転可能なクラウンタイプ。↓
▼地味に画面からボディにかけてのベゼルも目視1ミリほどでかんなり薄いです。あと細かいヘアライン加工も施されていて、見た目から安っぽさは微塵も感じません。見た目からはね。↓
▼サイズも大きめで存在感はかなりありますが、一方で厚みもあるのでワイシャツとかスーツとか長袖のジャンパーといったものとは干渉が気になるネックも抱えます。この点は割り切るしかないですね。↓
【ディスプレイ】有機ELで視認性はバッチリ
ディスプレイは高級タイプな有機EL。それも最大輝度が1000ニトに対応でかなり明るく、野外での視認性も結構良かった!黒字基調の文字盤でもよく見えて満足。
▼AoD(常時表示)も対応しているので腕を下げたままでも会議、講習のときも腕を動かさずにチラ見で時刻確認ができるってのはでかいぞ!↓
【スピーカー】スピーカーもマイクも完備で通話も音楽再生も対応
個人的に結構驚いたんだけどこの端末、スピーカーとマイクを内蔵しているんですよね。普通スマートウォッチってマイクもスピーカーも非搭載だったので、これがあるだけでも機能性においてワンランク上って感じがする。普通に聞こえる。
▼スマホとBluetooth接続を行うことで通話や音楽の再生もFOSMET LGW6から行えちゃう!音質は時計サイズ相応だけど、簡単な通話程度ならバッチリ使える!そういう機能性はやはり便利でいいもんですョ。↓
【バッテリー】AoD込み、常時測定ありだと2日ほど
バッテリー持ち自体はやや短めという印象です。
筆者の場合はAoDの常時表示込み、運動検出機能、血中酸素濃度などの常時測定機能をオンにするといったフルで電力を食い潰すような使い方で試したので人によってはこれより持つ可能性は大。
ただ他モデルだと満充電から3日の半ばまで持つってことが多かっただけに、筆者目で見たら電池持ちはやや短い、そういう印象です。
【アプリ】GloryFitってアプリが使える
前のH5ってモデルではDa Fitって名前だったと思うんだけど今回のFOSMET LGW6ではGloryFitって名前でした。名前が変わったのかアプリが変わったのかは不明。ちなみにiOS版もありました。
▼アプリ画面はこんな感じ。FOSMET LGW6で測定したデータをいっぺんに視認できてUIデザインは見やすい印象です。日本語精度は怪しいけど。↓
▼アプリ通知は全アプリに対応しているタイプでした。個別設定も対応!↓
FOSMET LGW6の良かった点!
ここは良かった!
- 質感高い金属ボディとデザイン
- 回転可能でカチカチと操作できるクラウンボタン搭載
- サイドボタンも2つ搭載で扱いやすい
- 高解像度の有機EL画面はとても見やすい
- 文字盤デザインのセンスが抜群
- 血中酸素濃度はもちろん、血圧まで測定できる
- スピーカーとマイク搭載で単体通話できるのは便利
クラウンボタン搭載がGood
まずFOSMET LGW6の長所から。
▼外観の項で述べたクラウンボタン。これが結構良かったです。↓
安めなので質感はどうなんかなって思ってたんだけど、実際に触ってみたら結構しっかり作り込まれている印象を受けました。回すとカチリカチリと音が鳴り、その感触は実に楽しい。価格を考えれば立派で評価に値します。
▼また下のサイドボタンは「運動メニュー」上のサイドボタンは「電源キー」を担います。他に機能を充てられないのは惜しいけど、直感的な操作性で個人的には満足。画面消したい時にボタン押せばOK。もう片方の手で画面を覆わなくて済むのが地味にいい!↓
運動・健康測定機能はかなり充実していた
FOSMET LGW6のスポーツ測定は100種を超える充実っぷり。日常的なスポーツやジムとか本格的なスポーツにも対応しうるスペックです。
▼筆者自身はウォーキングしかやらんのであまり使い潰せるわけじゃあないんですが、この自動検出機能対応は地味にありがたい。割としっかりしとる。↓
とはいえ作り込みはちと甘いです。詰めが甘いっていうのかな。こっからウォーキング測定をした場合、検出するまでに歩いた歩数や時間、距離は記録されず、ゼロからの測定になるんすよ(他モデルだと3分や8分まで遡って記録してくれた)。
無いよりはマシだけど、運動記録の精度にこだわる場合は使いにくいです。最初っから測定を忘れんようにしないと。
スピーカーとマイク搭載はすげーえらいよ
▼FOSMET LGW6はマイク、スピーカー搭載なので、スマホを出さなくてもご覧の通り電話ができちゃうのがGood!↓
▼スマホ側ではFOSMET LGW6はBluetoothのスピーカー扱いとなっています。通話だけでなく音楽とかの出力も可能。逆に音楽とか動画をスマホから出したくないなら設定から個別にOFFもできます。↓
文字盤デザインのセンスがとてもいい
結構重要視している要素としては文字盤の見た目。FOSMET LGW6は意外にも非常にセンスが良かったです。
▼アナログ、デジタルが揃っているのはもちろん、よくあるデザインからタイヤのホイール風とか昔の地図みたいなやつとか。とにかく豊富だしカッコいいしオシャレなもんもあるぞ!選ぶのも楽しい。↓
FOSMET LGW6の注意点!
ここは注意!
- クラウンボタンの使いどころが少ない
- でかく分厚いため一部の服と干渉する
- 操作レスポンスが遅い。腕を起こして画面点灯の感度も難あり
- タッチの反応も悪い
- 電池持ちはやや短い
- カスタム文字盤が1つしか入らない
- AoDデザインが減ってしまった
- 通知などの一部画面ではドットの中華フォントで、見栄えが悪すぎる
クラウンボタンの使い道を増やして欲しい
上述したクラウンボタン搭載は長所ですが使い所は多くはありません。レビューで確認できたのは「文字盤(デザイン変更)」「メニュー一覧(スクロール選択)」「音楽コントロール(ボリューム変更)」。
音楽コントロールで音量変更できるってのは良かったけど、タイマーやアラームでの数字調節はできません。惜しい‥。
あと後述の画面のタッチの鈍さもあってアラームやタイマーの時間設定が結構シンドいです。マジでクラウン対応するアプデこねぇかな‥
全体的なレスポンスが悪い。ローエンドスマホ並み
▼コストカットを大いに感じさせる部分として、性能自体がとにかく低いです。何をするにも1拍おいたようなレスポンス、反応の悪さでとにかくイライラさせられる。1万円以下の激安ローエンドスマホ並みです。↓
▼腕を上げて画面を点灯させるってことはできるんですが、その反応もとにかく悪いし画面が点くのも遅い。時刻を表示するっていう1回の行動さえも億劫になるほどです。AoD点灯がおすすめ。↓
タッチの反応も鈍くて使いにくい
性能にならんでディスプレイも触ってみると微妙です。見栄えはとにかくいいんですが、タッチの反応がなまじ悪く反応も遅め。
▼スクロールするにも残像感をとにかく感じます。こういう画面のスクロールも結構もたつく。↓
で、クラウンボタンでそのタッチの反応の悪さをある程度カバーできるかなとも思ったんだけど、上にも書いた通り使い所は少なく、たとえばAmazfitみたいな「押して決定」「回してスクロール」といったことはできませんでした。ボタンがあるだけにもったいない。
追加の文字盤は1つしか入らない
FOSMET LGW6、性能の低さゆえに内蔵ROMが少ないのか、文字盤デザインの保存も1つまでしかできないのがネック。
たとえば自前の写真を文字盤にしてインストールした後、別の文字盤をアプリから導入した場合は先に入れていた文字盤が消えてしまうんですよね。
なおFOSMET LGW6はデフォルトで4つの文字盤デザインがプリインされており、それに追加で1つまで文字盤デザインを入れられるという構造になっています。せめてプリインを削ってその分をカスタム文字盤に充てられればと思ったり。
アプリにはかなりの文字盤の種類が詰め込まれており、FOSMET LGW6の見た目も相まって選ぶのが楽しめるだけに、非常に口惜しいところ。個人的にデザインクッソ好きだしなおさらです。
▼あとそれとは別に、AoDデザインがH5の頃からがっつり減ってしまいました。H5のころでは4〜5種類ほどあったんだけど、この端末だと写真のデジタル1枚しかありません。今後のアプデでの追加に期待するしかないか……?↓
あと時間経過で若干文字表示をずらす、っていう現象も見受けられなかったので個人的には画面の焼き付きが起こるんじゃあないかと気になるところでもありますね。
メニューや通知表示など一部シーンでフォントが粗い
H5では見られなかった謎現象としてはフォント。場合によっては低解像度のドットフォントで表示されます。
▼円形メニュー画面と通知表示画面にてこういう感じですげぇ汚ねぇフォントになってしまいます。見ててめっちゃ萎える。↓
▼フォントは全部が粗いってことではありません。こういう感じで普通は解像度も相まってすげー綺麗だったり。これバグなのかベータ版だからなのかどっちなんだろう。早いところ修正されてほしいっす。↓
FOSMET LGW6のレビューまとめ
FOSMET LGW6の総評としては見栄え良し、質感よしでかなりガワの作り込みがされている反面、スペック自体は低め。ソフトの作り込みも甘い印象は拭えないところです。
以前のH5もそうだったけど、見た目はとにかく良いしディスプレイの見た目も、あと文字盤デザインもバッチリ。純粋にデジタルな時計として見る分なら悪くはありません。
ただもう少し性能は高めてほしかったです。
腕を上げてから画面が点灯するまでの時間がかなり足枷になっちまっているだけに惜しさは否めないです。改善されるといいなぁ。ソフトの作り込みとか気にする方は改良されるまで待ったほうが後悔しなさそうです。
個人的にはガワ自体が完成されているので、画面とスペックがパワーアップしたモデルが出たらかなり期待できそう。今後のFOSMETに要注目。
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